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BETSUDAI FUKUOKA ORIGINAL MAGAZINE

生活がもっと楽しくなるインテリアの話 生活がもっと楽しくなるインテリアの話

vol.1

[ リビング・ダイニング 篇 ]

生活がもっと楽しくなるインテリアの話

住まいの表情を形作るインテリア。
日々の生活をさらに楽しむためのポイントを
ベツダイ福岡のインテリアコーディネーターがご紹介。
理想の暮らしに寄り添うインテリアの選び方や家具の配置について、
大切にしたいポイントをお伝えいたします。

安森さやかさん

メンバー紹介

設計部
インテリア
コーディネーター 課長

安森 さやか

2018年入社
出身地:
福岡県大野城市
趣味:
ねこ・旅行・読書・映画鑑賞
オススメの規格住宅:
ZERO-CUBE+BOX

(さまざまなアレンジを
楽しめます!)

「好き」を大切にして、
テイストを決めていく。

リビング・ダイニングのインテリアを
コーディネートする際のポイントを
教えてください。

まずはインテリアのテイストを決めていきます。テイストとは、お家の雰囲気のことです。北欧、和モダン、ナチュラルといったスタイルだけでなく、そこからお客さまが理想とするお部屋のイメージを具体的に細かくすり合わせていきます。
その際に大切なのが、どういう雰囲気が好きか、というご自分の感覚です。イメージ写真や事例を見ていくなかで、ご自分の「好き」という感覚から理想のテイストを定めていきます。

「好き」を大切にしてテイストを
決めていく。
それでも、イメージを
絞るのはなかなか難しそうですね?

そうですね。ご納得できるまで何回でもイメージをすり合わせる必要があります。ご夫婦であれば、それぞれで意見が違うこともあります。そこで、どんなところが好きなのか、大切にしたいのかを具体的にヒアリングして、お互いが心地よくなるポイントを一緒に探っていきます。お互いが納得できれば、その後のコーディネートを考える際にも、立ち戻って考えることができます。それだけ、テイストをしっかり決めておくことは重要ですね。

なるほど!大切な点だからこそ、
何度もすり合わせて少しずつ決めていく
必要があるんですね!

はい。そういったスタンスでお客さまと向き合うことで、家族の皆さまが心から納得できる住まいを一緒に描きます。

安森さん

空間の調和がもたらす
暮らし心地。

では、リビング・ダイニングで家具を
レイアウトする上で
気をつけるべき点は
どんなところでしょうか?

いくつかあるのですが、一つは生活動線です。人が通る動線の幅に余裕があるのか、圧迫感はないかという点に気をつける必要があります。家具のサイズ感も同じく大切ですね。あとはある程度、空間に余白をつくることも重要です。圧迫感が出てしまわないように、モノを置きすぎないこと。なるべく余白をつくり、必要なものを見極めながら調整していくことで心地の良い空間になると思います。

たしかに、どれも大切な気がします。
その他にもポイントはありますか?

先ほどお伝えしたテイストの話に重なるのですが、クロスやフローリングの雰囲気に家具が合っているかどうか。それにより、キッチンも含めて、LDK全体の調和がとれているかどうかです。お客さまにとって落ち着ける空間であることが、なにより大切です。やはり調和のある空間にこそ、自然とやすらぎが生まれるのだと感じます。

なるほど。調和のある空間にするために、
見落としがちなポイントはありますか?

施工事例


それでいくと、照明ですね。例えば、最近はご家庭によって、お子さんがリビングで勉強されることも少なくありません。その際、勉強をするときだけちょうどいい明るさに変更できる照明をご提案させていただくことがあります。意外とお客さまのほうでは照明計画まで頭が回っていないことも多いため、喜ばれることが多いです。ライフスタイルに合わせて、必要な明るさや最適な位置を考えることが大切で、それが暮らし心地に直結していくと思います。

たしかに気づきにくいですが、
生活する上で大切なポイントですね。

施工事例

手段ではなく、暮らし方を
イメージすることから。

次に、リビング・ダイニングの収納に関して
何かコツや工夫はありますか?

まずはリビング・ダイニングでどう過ごしたいかをイメージしていただきたいです。ライフスタイルによって、リビング・ダイニングに必要な収納が変わります。そこから、何を見せたいか(隠したいか)を把握して、どんな収納が必要かを考えていきます。例えば、圧迫感の少ない背の低い家具や、フロートタイプのTVボードを利用すれば、空間をすっきり見せることができます。

やはり、まずは自分たちの理想を
具体的にイメージすることなんですね?

そうですね。例えば、空間に開放感を生む方法も一緒です。吹き抜けは明るさや開放感を生みますが、まずは「吹き抜けのある暮らし」が理想かどうかを考える必要があります。吹き抜けにより、2階の居住スペースが少なくなることを理解していないといけません。
ガラス窓付きのドアにしたり、リビングと玄関の間に室内窓をつくったりすることで、リビングの圧迫感を減らして開放感を生む方法もあります。どれくらいの開放感を求めているかをイメージすることで、具体的に調整していくことが大事だと思います。

施工事例

よく分かりました。
ちなみにですが、
インテリアのテイストにも
トレンドはあるのでしょうか?

定番として人気のテイストもありますが、最近ご要望が多いと感じるテイストもやはりありますね。2022年頃から人気の「和」と、シンプルで上質な天然素材の「北欧スタイル」を融合させた「ジャパンディ」が今は人気です。お客さまのほとんどはインスタグラムで情報収集をされていることが多いので、トレンドを押さえる上でもSNSもチェックしています。そうやって、手軽に住まいをイメージしていくことが、楽しくインテリアを考えることにもつながると思いますね。

楽しくイメージできることが一番ですよね!
それでは最後に、
家づくりを検討中の方へ
一言お願いします。

理想の住まいをイメージしながら一つひとつ決めていくのは大変なことですが、同時にとても楽しい時間だとお手伝いさせてもらいながら毎回感じています。お客さまの想いと、かけていただいた時間が、よりよい生活や居心地のいい空間へと繋がるように、インテリアコーディネートを通じてこれからもお手伝いさせていただきます。

ありがとうございました!

生活がもっと楽しくなるインテリアコーディネートのポイント 生活がもっと楽しくなるインテリアコーディネートのポイント

[ リビング・ダイニング 篇 ]

1

まずは「テイスト」を決める。

2

自分の「好き」から考える。

3

全体の「調和」を大切にする。

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